薩摩切子(さつまきりこ) (帰省その6)
2009年10月3日 / その他
薩摩切子(さつまきりこ)は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産したガラス細工(切子)であり薩摩ビードロとも呼ばれた。 ガラスの製造は第10代薩摩藩主島津斉興によって始められ、11代藩主島津斉彬の代になり紅をはじめ、藍、紫、緑、黄色などの発色ガラスの製造に成功した。 斉彬没後、苦しい藩財政のため工場は縮小され、更に薩英戦争で工場は焼失し、わずか十数年で薩摩切子はその姿を消してしまった。 現在は復刻生産されている。
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