錦江湾 (帰省その10)

2009年10月12日 / 風景

錦江湾は南北に連なる正断層に沿った地殻の沈降によって形成された。この沈降地形は鹿児島地溝と呼ばれ、この地溝に阿多カルデラや姶良カルデラなどの火山地形が加わることによって現在の鹿児島湾ができあがった。
湾口部の水深約70mに対し、阿多北部カルデラにあたる湾の中央部は水深が約240mと日本の湾では最も深くなっている。海岸から崖のように深くなっており超巨大なタンカーが停泊できるため「喜入基地」造られた。鹿児島市と桜島の間は姶良カルデラの外輪山にあたり水深約40mと急に浅くなっている。その先の湾奥は姶良カルデラの中心部となり約200mとなっている。
この海底地形の複雑さにより、真鯛に青物と多種多様の魚が市街地から近いところで釣れ、全国区から訪れる釣客も多い。
錦江湾は、ハワイの真珠湾と形が似ていることから真珠湾攻撃前の秘密演習が行われ、また文部省唱歌の「われは海の子」のモチーフとも言われているそうだ。指宿から湾口部を望む。
指宿から南部阿多カルデラを望む。対岸は大隅半島世界最大級の原油の中継備蓄基地「喜入基地」中央右よりの半島から右、薩摩今和泉は天璋院篤姫の出身地
半島の左の島が「篤姫がよく遊びに行く薩摩の海」としてロケが行われた「知林ヶ島」
大潮又は中潮の干潮時に出現する長さ約800mの砂のかけ橋「砂州」により島と陸続きとなり、歩いて渡ることができる。
この他にも写真があります、アルバムから御覧ください

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“錦江湾 (帰省その10)” への3件のフィードバック

  1. blueangels より:

    同僚との旅行だと飲みすぎて朝はなかなか起きれないのですが家族旅行だと朝から元気です。とは言えホテルの窓から撮っただけですが・・・^^; 鹿児島最後の日に気持ちの良い海を眺められて良い気持ちで帰って来れました。

  2. tango-3 より:

    blue_angels様 こんばんはー
    錦江湾の水深、複雑なのですね。
    アルバクも拝見!
    夜明けの海全て私の憧れです。朝もやの仲の山並み、天然のスポットライトを浴びる水面、言葉では言い尽くせません ありがとうございました。

    • blueangels より:

      同僚との旅行だと飲みすぎて朝はなかなか起きれないのですが家族旅行だと朝から元気です。とは言えホテルの窓から撮っただけですが・・・^^; 鹿児島最後の日に気持ちの良い海を眺められて良い気持ちで帰って来れました。

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